『ソーシャル・ネットワーク』The Social Network [映画]
最近は公開されてからDVDなどになるのが早いですね。
今日みたのは『ソーシャルネットワーク』The Social Network です。
多少ネタバレありです。
ソーシャル・ネットワーク 【デラックス・コレクターズ・エディション】(2枚組) [DVD]
出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
メディア: DVD
アカデミー賞の作品賞は逃しましたが
話題になっていただけあって、おもしろいです。
いわずとしれた
フェイスブックの創始者マーク・ザッカーバーグらを描いた作品です。
ですが、どちらかというと、もう一人の創始者
エドゥアルド・サベリン側から見た要素のほうが強いようです。
脚本を書く段階で本人らに内容の確認などは
できなかったようですが、
一応エドゥアルド・サベリンは監修として、
最後に名前をつらねています。
マーク・ザッカーバーグは社員みなと鑑賞したとかしないとか。
さてさて・・・
フェイスブックって名前は知っているし、登録もしているのですが
私はどうも使いこなせていません
というのも、本名を書いたり写真を掲載したりって、
あまり慣れなくて結局、ほったらかしになっています
今では、日本でも映画の影響もあって
フェイスブックは知られていますが
映画で描かれているような、爆発的な広がりは
ちょっと違う気がします。
日本では本名を使ってネットで公開というのは
なじまなかったのかもしれません。
だから、ミクシィの方が広がったのかな?とも思います。
でも若い方は、あまりそういったことを
感じていないのかもしれませんね。
(私はミクシィも使いこなせてないです)
フェイスブックやミクシィというしくみは
人とのつながりをもちたい!という思いから作られたもの。
でもいくら、便利なものがあっても
結局、人と人の問題って、そう簡単ではないんでしょうね。
映画では、マーク・ザッカーバーグがひとり
パソコンを前に、座っている場面で終わります。
彼のほしいと思っていたものは、手にできたんですかね?
余談ですが
この映画でエドゥアルド・サベリンを演じているのは
アンドリュー・ガーフィールド。
彼は、スパイダーマンを演じるそうです。
こちらも楽しみです。
『笑う英会話』 [本]
英語の勉強にはならないかと思いますが
ちょっと、息抜きに。
あれ??と思われるものを、集めて1冊にされたそうです。
"Don't worry, I look weird,
but I'm real normal otherwise."(p.87)
「心配するな。俺は変人に見えるけど、中身は正常だよ」
ここだけ、取り出すと、どうも
いつ使うの?という例文ばかりです。
started to say rather bizarre things."(p.135)
「4月のなかばに近づくにつれ、悦子は少しおかしなことを言い出した。」
こういった笑いは、やめられません
ゴッホの弟テオの肖像?
『ゴッホの手紙』からゴッホのことを
何度か、このブログに書かせてもらいました。今日、ニュースに上のようなタイトルが・・・
『ゴッホの自画像 実は弟の肖像』てっきり、ゴッホは弟の肖像を描いていたと思っていました。
実際は、ほとんど描かれていなかったんですね。『ゴッホの手紙(下)』で1890年6月に
「・・・君の一家、つまり君、ジョ(テオの奥様)、
赤ちゃんの肖像画を想像に描いている。」(p.266)とあります。弟一家には、同年5月の手紙で
「ジョと赤ちゃんと君のアパートがられてうれしかった。」(p.259)
とあるので、会っているように思います。なので、この手紙を読んでいて、私はてっきり、テオの肖像画だけでなく、
テオのご家族の絵もあるのだと、思い込んでいました。このニュースでは、青い服をきた人物がテオだということです。
確かに少し、他の肖像画とは体格がちがうような・・・。この作品がテオかどうかはさておき、とても親密な家族の絵を
ゴッホがあまり描いていないんですね。
なんだか不思議な気がします。家族ってそんなものなのかな?
『がんばらない、がんばらない』 [本]
急行じゃなくて、各駅停車の電車に乗るのも、
いいかなと思った本です。
がんばらない、がんばらない (PHP文庫)
作者: ひろ さちや
出版社/メーカー: PHP研究所
発売日: 2011/02/01
メディア: 文庫
生協の本屋さんにあって、
電車で読むにはいいかな?くらいの気持ちで手にした本です。
ひろさちや さんの書籍は、なにかべつの
宗教に関係するもので、読んだことがあります。
仏教思想に基づく生き方のヒント、と、表紙にあります。
私は、学部、修士と、キリスト教系の大学だったので
仏教系の考え方の書籍を読むと、かえってほっとする感じがします。
なんというか、しっくりする感じです。
(たまに?わからないことあるし、
そこまで悟れないというのはあるけど...)
たとえば、第1章のはじめは「あきらめ」
「われわれの身の回りには、さまざまな心配事がある。
大地震がきたら・・・。
けれでも、ときには、あきらめることも大事ではなかろうか。
過度の心配や不安は、人間をノイローゼにしてしまう。・・・
...「あきらめる」ということばは、ものごとの本質を明らかにする
といった意味である。どうにもならないことをどうにもならないと
あきらめるのが、仏教で言う「あきらめ」である。...」(p.28-29)
いつも何かを不安に感じて、ぎすぎすしがちな毎日は
しんどいな・・と思えて、少し気持ちが楽になります。
最初に書いた各駅停車の電車のことは、
「放棄 手に入れた生活の快適さに「しがみつく」のをやめる」に
次のような、記載がありました。
「新幹線で目的地に行き、早く着きすぎたので
映画館に入って時間をつぶしている。
それなら鈍行で行けばよいのに・・・と思うが、
その鈍行の本数が少ないのでどうにもならない。
文明とは、そういう無駄をつくるものなのであろう。」(p.46)
著者が意図していることとは、違うと思うので申し訳ないのですが、
すごく、自分の日々のふるまいを考えさせられました。
いつも、私は早めに着きすぎてでも、
急行にのって、目的地にむかっていました。
各駅でもいけるけれど、少しでも早く・・と思って。
でも、各駅だと、ほんの少し時間はかかるけれど
ゆっくり座って、本を読んだりしてすごせます。
もちろん、時間にも、間に合います。
何で、急いでいるんでしょう・・・。
早く着くのはいいけど、早すぎる必要はないですし。
昨日の、喫茶店で15分もそうだけど、
ちょっとした時間を得ることができるって
いいなと最近、よく思います。
『15分あれば喫茶店に入りなさい』 [本]
これは、一番最近に、手にした本です。
私は、あまり図書館で勉強するのが得意ではありません。
飲み物を持ち込めないからという、理由が大きいのですが
それだけではない感じがします。
齊藤先生が高校時代、せっかく図書館に行っても
すぐに眠くなってしまっていたと書かれています。
「...図書館には「ライブ感」が欠けています。
いま私たちが生きている時代のテンポから、
完全に隔離された場所のように感じられるのです。」(p.76)
「ライブ感」というのを、私が感じているのかはさておき、
「隔離された感じ」というのが、そうそうと思いました。
図書館って、空気が違って、重い感じがするんです。
だから、つい、若い学生さんがいておしゃべりしていても
窓の大きな、カフェテリアのようなところで
コーヒーをおいて、本を広げてしまうです。きっと。
それに、家で勉強するより
カフェとか、すいた電車で座ってとか、
自習室(これも他の学生さんが、けっこうしゃべってたりするけど)
のほうが、落ち着いて、集中して勉強してたりします。
齊藤先生が、言われているように
「人の目があるから」だらだらしないということもあるし、
「限られた時間だから」スピード感をもって取り組める
ということもあるのかな?と思います。
そっか、カフェで本を読んだりしたくなるのは
おかしくないのか・・と思えたので、
以前より増して、寄り道が増えてしまいました。
それに、カフェのすみっこの席で本を読むだけでなく、
ノートを広げて、仕事や勉強をしている人が増えたような気がします。
気のせいかな
コーヒー1杯で、ちょっとした時間と場所を得ることができるって
素敵ですね。
『キック・アス』 [映画]
ずっとみたいと思っていた
『キック・アス』 KICK-ASS (2010)をやっとみました。
多少ネタバレありです。
キック・アス Blu-ray(特典DVD付2枚組)
出版社/メーカー: 東宝
メディア: Blu-ray
昨年の年末に、公開されていたようです。
私は何かの、映画のサイトで紹介されていて、
TUTAYAでも、いつも目にしていたので気になっていました。
とにかく、ヒット・ガールと、ビッグ・ダッドはためらいがありません。
やるべきことは、やる。それだけです。
残酷といえば、残酷。
鮮やかに消すべき人を消します。
でも、主人公は、キック・アスなんですよね、きっと。
なんともまあ、たよりのない・・
ヒーローを求めて、愛する少年。
ほんとに、アメリカの人はヒーローが好きだなと思います。
ビッグ・ダッドをニコラス・ケイジが演じています。
お父さん役、そんな年齢なんですね。
まるで、バットマンのよう。
確か、彼はスーパーマンのオファーがあったけれど
あのスーツを着た時点で、却下になったとか。
念願かなって、ヒーローの姿ですね。
なかなか、バットマン風なスーツは似合っています。
キック・アスは『ノーウエアボーイ ひとりぼちのあいつ』(09)
NOWHERE BOYで、ジョンレノンを演じたアーロン・ジョンソンです。
こちらの作品はまだみていないので、みてみたいなと思っています。
最近ニコラスケイジは、『魔法使いの弟子』
ThE SORCERER'S APPRENTICE (2010)
のジェイ・バルチェルらなど、若手でなかなかいい感じの方々と
出演していますね。
細かい点は、さておき
映画をみて、楽しむという醍醐味を感じることができた作品です。
そうそう、『キック・アス』は続編ができるとか、楽しみです。
再び 『ゴッホの手紙』(下) [本]
やっと、『ゴッホの手紙』を読み終えました。
涙がとまりませんでした。
読み終えて、数時間たって、少し落ち着きました。
最後に掲載されている手紙
7月29日当日、ヴィンセントが持っていたそうです。
「. . . 自分の仕事のために僕は、命を投げだし、
理性を半ば失ってしまい --- そうだ ---
でも僕の知る限り君は画商らしくないし、君は仲間だ、
僕はそう思う、社会で実際に活動したのだ、
だがいったいどうすればいい。」(p.283)
「命を投げ出し、理性を半ば失って・ ・ ・」と
自ら手紙に綴ったゴッホ。
亡くなる直前に描いていただろう
『ドービニ家の庭』が載っているのですが
素人の私がみると、とても力強く
どういっていいのか・・・命がそこにあるという感じがします。
(語彙力がないのが、残念)
生きよう、という思いがそこにはあるように
私には思います。
絵画の専門的なことは、ご存じの方におまかせして、
私はゴッホのうねったようなタッチや、
鮮やかな色彩がとても好きです。
ありきたりだけれど、もっともっと生きてほしかった
と思います。
ゴッホの手紙 下 テオドル宛 (岩波文庫 青 553-3)
作者: ヴァン・ゴッホ
出版社/メーカー: 岩波書店
発売日: 1970/03
メディア: 文庫
訳をされた硲氏が「あとがき」を書かれています。
戦後、日本にゴッホの作品が紹介された経緯などあり
とても興味深いです。
『脳に悪い7つの習慣』 [本]
少しでも、頭がちゃんと動いてくれればいいな・・・と
思っていたときに、見つけた本です
ちょっと試してみようかな?と思うことが書かれていました。
脳に悪い7つの習慣 (幻冬舎新書 は 5-1)
作者: 林 成之
出版社/メーカー: 幻冬舎
発売日: 2009/09/30
メディア: 新書
少し前に出版された本ですが、
著者の、林先生をここ数ヶ月でも何度かTVでお見かけしました。
オリンピック選手のメンタル面のサポート?をしておられたとかだったかな?
確か、水泳の北島選手などがこの先生から学ばれたと
紹介されていたと思います。
はじめに書かれているのは
「・ ・ ・ 一般に「よい」とされていたり「悪いわけではない」と
思われていることなのに、実はそれが脳に悪いという習慣もあります。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
しかし、脳の仕組みをふまえれば、
「よかれと思っていた、実は悪い習慣」について
理由を含めてしっかり理解し、やめることができるのです。」(p.9-10)
悪い習慣には、「コツコツがんばる」「上司には素直に従う」
などなどがあげられています。
こういった脳に悪い習慣をやめれば、
脳を活かすことができるということです。
というわけで・・・
私はまあ、まったく脳に悪い習慣を
みごとに続けているわけです
「コツコツ・・・」なんて、子供の頃からそう思い込んでますからね。
読み進めながら、実践していこうということなのですが
なかなか、わかっていても、染みついた習慣をやめるのは
なかなか難しいです
それに、「「無理かもしれない」と考えるのはNG」(p.71)
と言われても、なかなかねえ・・・
結局、私がこれだと思ったのは、主に6章(p.137-)で
「姿勢の悪さは脳に影響する」
「スポーツや絵などの興味がないのはNG」
「リズムを無視してはいけない」
などの項目が挙げられています。
姿勢が悪いと、空間認知脳が働きにくくなって、
脳のパフォーマンスが下がるそうです。(p.138-141)
そして、文字を丁寧に書かないのもいけないそうです。
また、リズムを無視して
だらだら物事をつづけるのは良くないとのことで、
音楽を聴きながら作業をしたら、はかどったことはありませんか?
といったことを例としてあげられています。(p.146)
とにかく、できることをしようと思って
「姿勢を正して」
「好きな音楽を聴いて勉強などする」
「文字を丁寧に書くようにする」
を実践しています。
でですね・・・
姿勢を正しくしていると、すぐ眠くならなくなった気がしますし、
暗記物が短時間でできるような「気」がします。
また、好きな曲、(Kenny GのCD)をかけて作業することで、
少なくとも、気分良く机の前に座っていられます。
でもでも、いつものことながら、成果がすぐにでるわけもなく・・・
気長に様子を見て、いずれ成果をご報告できればいいな・・・
と希望を抱いています
『これで話せる!英語のバイエル(初級)』 [英語]
英語の授業を担当させていただいていますが、
まだまだ、英語の運用の力は低く(会話が特に苦手)
なんとか、しなくてはと、いろいろ試してはいます。
最初に、全体的な文法の解説があって
簡単に言えば、あとは、200の文章を覚えるとなっています。
最後に切り取って使える、カードがついています。
私はいつもこの200枚のカードを持ち歩いているわけです。
私は留学経験もないし、英語が正直得意でもない。
それに、基本的に、コミュニケーション能力は高い方ではない。
(日本語も英語も・・・ )
そんな私が緊張して、英語を話せるわけがない。
という状態で、何をすべきか?
とにかく、意識せずに、英語が口からでるようにするしかない。
で、この本では、次のように言われています。
「よくわからない文法規則や細かい理屈を覚える必要はありません。
たった200文をインストラクションにしたがって暗唱するだけで
英語の根幹が身につきます。
英語を楽に口からだすことができるようになります。」(p.3)
これをみて、「そうだよね」と思ったわけです。
ここまできたら、
とにかく、もう、覚えて覚えて、
体に、頭に、口に、なじませるしかない。
半年たってどうかな・・・
英文は覚えました。たぶん。
会話にいかされているかは、これから徐々に成果がみられるかな?
が、ちょっとした例文が、頭にうかびやすくなったので
授業で、説明しやすくなったように思います。
留学経験がある方は、物足りないと思われるかもしれないけれど
私にとっては、しっくりくる本です
オウムとインコの日? [日々のこと]
今日、6月15日は「オウムとインコの日」だそうです。
(はじめて知りました・・・)
So-netの日めくりカレンダーに次のように説明されています。
『今日は、亡くなった鳥たちの供養と、
コンパニオンバードとしての鳥たちの幸せを願う日です。
6月の06で「オウム」、15日の15で「インコ」と読めることから、
バードレスキュー団体「TSUBASA」が制定しました。・・・』
こんな日があるんですね。
我が家には、セキセイインコがいます。
うちにいるこは、レインボーの雄で
「くー」といいます。
ずっと、しゃべっています。
もちろん、人間の言葉です。
「なに、くーちゃん?」
「どうしたの?」
などなど
それも、全く私と同じ関西弁イントネーション。
一番多いのが、「おやすみ」
(私がよく言うのでしょうね・・・)
くーがいてくれることで、
私は毎日楽しくすごすことができています。
今日、「オウムとインコの日」に
もちろん、くーの幸せを願います。
ありがとう。くー