私は弱者か? [日々のこと]
「弱者に優しい社会を!」
こういうフレーズを最近よく聴きます。
ところで、「弱者」とは、どんな状態の人なのでしょう?
そして私は弱者なのか?
誰を弱者と考えるか?私には明確にわかりません。
ずいぶん前に、NHKで『アリー・マイ・ラブ』というドラマをやっていました。
アメリカの弁護士事務所の物語で、キャリスタ・フロックハートが主人公だったかな?
詳しく覚えていないのですが、女性の権利に関する裁判の回がありました。
その中で、一人の女性弁護士が、断固として
その「女性を保護する」ということに関して意義を唱えていました。
その女性は、自分は女性だけど、弱い立場ではない、
だから、そういった女性を保護するということに賛成はできない
といった趣旨のことを言っていたように思います。
その当時の、私にとって、印象的な場面でした。
(ドラマの中のことなんだけどね・・)
性差だけで、弱者か否かを言うのは難しいのだけれど
私は自分を弱者だとたぶん思っていないのだろうな・・と思います。
自分を弱者だと言うときって、どんな時だろう?
また、自分を弱者だと口にする人って、ほんとに弱者なのかな?
(いやあ・・ほんとに困っているときもあるから、なんとも言えないけどね)
「私は弱者でない!」と意地をはる気は全然ないけれど
ほんとうに自分が、困って、どうにもならないとき、
外から見て、弱者に見えるときに、「私は自分が弱者だ」とは口にできないかもしれないと思います。
(やっぱり、単なる意地っ張りか・・・)
こんな妙なことを書いているのは、
やっぱり、論文を目の前にして、行き詰まっているからなのよね・・・
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