Spoon River Anthology [本]
今読んでいるのは、Edgar Lee Mastersの
Spoon River Anthology (1919) という作品です。
Spoon River Anthology (Signet Classics)
- 作者: Edgar Lee Masters
- 出版社/メーカー: Signet Classics
- 発売日: 2007/07/03
- メディア: ペーパーバック
Spoon Riverというアメリカ中西部の田舎町の
共同墓地の墓碑銘を集めたものというものです。
亡くなってそのお墓に眠る方々の思いが
思い思いに、語られているといった感じでしょう。
この作品は、Winesburg, Ohio (1919) に
影響を与えただろうといわれています。
Anderson自身は、Spoon River を
読んでいないなどと言ったりもしています。
しかし、兄から(だったかな・・・?)借りているようだし、
このSpoon Riverの存在は知っていたし、
読んでいるのではないかなと思います。
まだ、読んでいる途中ですが、
確かに、WinesburgとSpoon Riverは似ているのだろうと
なんとなく感じるところがあります。
ただ、Spoon Riverのほうが亡くなっている方の言葉なので、
どこか、すっきり、言い切ってしまっているところがあるのかな?
と感じます。
嫌なものは、嫌
好きな物は、好き
という感じかな・・・うまくいえないけれど。
ちなみに、私が読んだところまでで気に入ったのは次の作品です。
"'Ace' Shaw"
I never saw any difference
Between playing cards for money
And selling real estate,
Practicing law, banking, or anything else.
For everything is chance.
Nevertheless
Seest thou a man diligent in business?
He shall stand before Kings!
Masters, Edgar Lee. Spoon River Anthology. New York: Signet Classics, 2007.
一筋縄に行かないことが多いよねと、
くすっ、とした私は変なのかな?
訳を書く元気がなかったので、
もし日本語を知りたい方は、
上記の『スプーンリバー詩歌集』をご覧くださいね。
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